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 1月22日(火) みょ~が

2013年01月22日2件のコメント

*朝パソコンのスイッチを入れようとしたらすでに入っていた・・・。どうやら切り忘れていたらしい。夕べは出かけていてデジカメや手帳の入った大事なカバンを忘れて帰るし、先日はスキー場で車のキーを落とすし・・・。これでは認知症扱いされても仕方が無い・・・。まだ忘れていた事を思いだしているうちは大丈夫だぁとエラそうに言ってみても・・・。

忘れ物を反省しながら、食べると物忘れが多くなると言われる『ミョウガ』の話を思い出した。ミョウガとは茗荷、名を荷うと書くが、これにはわけがある。

昔お釈迦様の弟子にシュリハンドクさんという私のように・・!?とてもまじめで熱心に修行に励む方がいた。ところが、この方はもの忘れがひどく一生懸命に修行に励んではいるんだけど、何度聞いても教えが覚えられないばかりか、しまいには自分の名前さえさえ忘れてしまいうほどだったそうだ。そこで、名札を首からさげる事にしたが、それすら忘れ・・・。それでも真面目に一生懸命修行に励んだとの事。

やがてそのシュリハンドクさんが無くなり埋葬したところ、その場所に草が生え、その草の名をいつしか、名を荷っていたシュリハンドクさんを偲んで名を荷うということで『茗荷』と呼ぶようになった。

それで、『茗荷』を食べると物忘れが多くなると言う事に。もの忘れは『茗荷』のせいではないと言う事だ。茗荷にとっては”忘れてしましたい”迷惑な話かも・・・。

時には、忘れる事も時には必要だ。都合の悪い事はなるべく忘れよう・・・。

 1月21日(月) 浅草キッド

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*夕べ、テレビをつけたら、『何やってんだテレビ』(BSS)という番組をしていた。

テレビの一場面

ビートたけしさんの知られざる浅草での下済み時代を振り返るという内容で、全く売れるあての無い5年間を過ごしたというフランス座東洋館の窓も無いたった2畳の部屋が、今もそのまま残っているのが映し出されていた。数々の辛苦を味わったであろうその部屋に、サラッとした態度で佇むたけしさんの姿をバックに流れる名曲『浅草キッド』がなんとも心に沁みた。いい番組だった。苦労話を照れ笑いで、受け流してしまうたけしさんって素晴らしいなぁと思った。たけしさんは照れ笑いが似合う人だ。

 1月20日(日) 10代で1024人

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*1月6日が『小寒』で今日は『大寒』。今日から寒が明ける立春の前日2月の3日までが一年で一番寒い時期になる。昔はこの時期を無事に過ごすのは至難の業なので、気を引き締めて生活していたという事だ。今や文明の利器のお陰で『寒中』である事などほとんど意識することなく過ごせている。ありがたい事だ。寒中を元気に過ごし、暖房器具にあやかり回りの人を温めるストーブのような人間になりたいものだ。まずは家庭内を温めたい・・・(*^。^*)

*7回忌と17回忌の法事をお勤めした。今日の法事が今年初めての法事だった。御兄弟で同じ歳にそれぞれ7回忌17回忌をむかえられ、これも不思議な御縁ですよね、という事からはじまり、「私という人間がいる為には父と母が、その父と母にもそれぞれ父と母が、その父と母にも父と母が・・・10代さかのぼると1024人、20代さかのぼると200万を越える命があって今の私の命があるんですよね。大事な事はその中の一人でも欠けていたら今の私の命は存在しないという事です。奇蹟的な命を頂いているんですよね」などと、話をさせて頂いた。お経を読んでる時間よりも、前置きと後の話の方が長かったかも・・・。

今年初めての法事

 1月19日(土) スタレバ

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*夕べ、久しぶりに市内の温泉の銭湯『元湯』へいった。スキー学校でガタガタの体にはとても心地よかった。

湯船につかっていると、お決まりの富士山のポスターの横に『銭湯すたれば 人情もすたる 銭湯を知らない子供達に 集団生活のマナーをおしえよ・・・』と、田村隆一さんの文章が書かれていた。

単純な私は思わず♪戦争(銭湯)を知らない~ 子供たちぃ~い さぁ~♪と、口づさんだ。確かにその通りだだけど、まずは我々大人が生活のマナーを正さない事には・・・。

今や、『戦争を知らない子供達』の歌さえ知らない子供達の世代になってしまった。♪戦争を知らない子供達 を知らない~子供達さ~♪ ・・・

戦争は”すたれば”いいが、人情は・・・。だがしかし、すたればって言葉自体、「スタバの親戚ですかぁ~」と言われそうな・・・。スタレビはスターダストレビューか・・・。

*今日は、午前中お経を2軒勤めた後、石破漢法院さんにて鍼灸治療。先生曰く「腰の状態は、わりと良いようですよ。動いて(スキーで)おられるからですかね~」と心強い言葉をかけて頂いた。確かにここのところ、ありがたい事にず~と何ともなく過ごせている。が油断禁物。「しっかり運動の前後にはしっかりストレッチをされた方がいいですよ」と言われたが、全くしていなかった・・・。気を付けたい。

かなりお疲れモード・・・!?

 1月18日(金) スキー学校終了!

2013年01月18日コメントをどうぞ

*お陰さまで県立八頭高校スキー研修が終了した。八頭校さんは雪を運んでくるというジンクス通り三日間ずっと振りっぱなし。私の受け持った初級者班の生徒さん達は、先生にもかかわらず、みんな上手になり3日間でリフトに28本(私はすぐ忘れるので生徒さんに数えてもらった・・)も乗る事が出来た。

が、終わりかけの頃みんなが上手になったので私がちょっと油断したすきに、約1名膝をひねってしまい申し訳ない事だった。何とか歩けていたけどちょっと心配だ。「大丈夫かなぁ」というと、「ちょっと調子に乗り過ぎましたぁ」と・・・。調子に乗ったのは私の方だと反省・・・。

閉校式で、氷ノ山スキースクールの奈羅尾校長先生が「鳥取は海も山もあるとっても良いところです。また山でお会い出来たら嬉しいです」と挨拶され、最後に生徒さんの代表が「多くの人とふれあい、沢山のコミニケーションをとる事が出来ました。今回のスキー研修で学んだ事を生かしてこれからも頑張ります。ありがとうございました」などなど、と謝辞をのべ3日間の研修が終了した。

最後の最後に山を降りる生徒さん達を乗せたバスを雪玉を投げながら見送り下山した。やっぱり山はいいなあぁ、ウインターースポーツはいいなぁと、とてもすがすがしい気分だった。来週の東高校も頑張りたい!後は筋肉痛を待つのみだ(*^_^*)

今日は車のスペアキーを持って行き、一晩を山ですごし雪の山に埋もれていた愛車に乗って帰る事が出来た。春になったら、冬の忘れ物を探しに行こうかな・・・・・・。

我が家でも、調子に乗らないように、コミニケーションを考えたい・・・。

雪の降りしきる中、閉校式!

 

生徒さんたち

 

怪しい人影が・・・

 1月17日(木) スキー学校二日目

2013年01月17日2件のコメント

*八頭高校スキー研修二日目を無事終えた。

一日中降り続く雪や午後からのゲレンデコンティションの悪化にもめげず、雪まみれになりながらもみんな元気に滑り、リフト回数は初級者クラスなのに今日も上級者クラス並みの回数だった。なにも教えられてないにもかかわらず、全員なかなかの上達ぶり。やっぱり若いって素晴らしい!

で、無事に講習を終えミューティングも終わり、「御苦労さまでした~」と声を掛け合い、帰ろうとしたら、なんと車のカギがない。いくら探してもない・・・。どうやら何処かに落としてしまったようで・・・。しばらく途方にくれたが、鳥取市内から来ている同業者の最勝院さんが「大丈夫ですよミヤコさん。私が乗せて帰ってあげますからぁ~。家の前まではぁ~ねェ、家に入れてもらえるかどうかはわかりませんけどぉ~」と。その声はあたかも仏様の声のように聞こえた。

帰ってから、大ひんしゅくを浴びたのは言うまでもない・・・(-_-;) が、弁解の余地も無く。

ということで、明日の朝は最勝院さんにかえに来てもらう事になったが、車のスペアキーを持って行くのを忘れないようにしなければ。

元気な12班、10名!イエ~イ!

 1月16日(水) スキー学校

2013年01月16日2件のコメント

*今日から三日間氷ノ山スキー学校のお手伝いで、鳥取県立八頭高校のスキー研修の講師を勤めさせて頂く。一昨年はギックリ腰、昨年はインフルエンザでまさかのドタキャンで、今年はどうなるかとドキドキしていたが、お陰さまで無事にこの日をむかえる事が出来ホットひと安心(*^。^*)

事前のミュティングで、ぜんそく・頭痛持ち・アトピー・捻挫していいるなどなどの子がいるので気を付けてあげて下さいとのことだったが、私の受け持った初級クラス12班女子12名は全員元気でしかも上達が早く、初日にリフト7回は上級者クラス並みの回数だった。

だがしかし、先生の私が、講習の始まる前に道路を歩いていて凍った路面で滑って転んで腕が痛いし、リフトに乗っている時メールが来たので携帯をとろうとして、帽子を落とすし・・・。まずは自分の心配をしたほうが・・・。明日からも頑張ろ~!

開講式の選手宣誓!のそばに怪しい人が

 1月15日(火) あたりまえ・・

2013年01月15日コメントをどうぞ

*智頭町の吉祥寺さんで営まれた『おひまち年頭祈願祭』に出仕した。朝8時過ぎに長栄寺さんのスーパーカー「シビックタイプR」に乗せてもらい、智頭は雪があるかなぁと思い、長くつをはいて行ったけど、無用の長ぐつだった・・・。

お勤め前に毎年私がありがたい!?お話しをさせて頂いてうるが、今年は、谷村新司さんの名曲『昴』の歌詞♪目を閉じてなにも見えず~♪のお話しをさせて頂いた。

「私達は子供の頃は素直で、いろんな物が見えていたはずなんです。ところが、段々成長し大きくなるにつれて何も見えなくなってしまってるんですよね。たとえ目を閉じていても、かえって想像力が働きいろんな物が見えていたはずなんです。ところが、これも大きくなるにつれて何も見えなくなってしまってるんですよね。だから、目をとじて何も見えずという事はとても悲しい事なんですよね」というコンサートの時聞いた谷村新司さんの話から、「見えなくなるって事は、気付かなくなるって事ですよね。なんで気付かないかっていうと、私達の心の中にある”あたりまえ”って気持が、身の回りにあるい沢山の良い事を覆い隠して気付かなくしてしまってるんですよね。今日はその”あたりまえ”を取り払う日だと思います。沢山の小さな良い事を見つけて今年も元気に明るくすごしましょう」などと、一応自分にも言い聞かせるように・・・お話しさせて頂いた。話をしながら、そう言えは昔”あったり前田のクラッカー”てなCMがあったなぁと・・・。なんのこっちゃ・・・。

「本堂でお経を読んだ後、鬼子母神様をまつるお堂に移り御祈祷をお勤めした。今年も本堂一杯の参詣者がお参りされ賑やかだった。学成寺も賑やかなお参りが”あたりまえ”になるようにあやからせて頂きたい。

読経中!

ありがたいお話し!?怪しいお話し!?

 

 1月 12日(土) 節分のお札

2013年01月14日コメントをどうぞ

*月回向に伺った檀家さんのお仏壇に『おめでとう おとうさん おかあさん いつもありがとう』と書かれたカードが置かれていた。なんと御夫婦が結婚60年のダイヤモンド婚で正月にお祝をされたとの事だった。さらに息子さんの還暦や娘さんが文部大臣賞を受けられてのお祝いも重なったとの事で、35人が集まって賑やかな宴でしたと嬉しそうに話しておられた。

「主人が、最後になんぞ挨拶をということになりまして、何を言うかと思いましたら、御先祖のお陰ですって言いまして」と話されるのを聞きながら、確かにその通りだと思った。あやからせて頂きたい事が沢山ある・・・。

*2月3日の『節分祭』のお札作りをしている。特製の木札に経文と願主の名前を書き、金色の屏束やお守りを張り付け奉書で包み、最後は水引をかけて出来上がる大変有難い!お札だ!。

今 年は愚息が25歳(数え歳)の男性の厄歳になるようだ。そう言えば、私は25歳の厄歳の時に11月1日から翌年の2月10日まで100日間水行と読経を続 ける『日蓮宗大荒行堂』へ入行していた事を思い出した。今思えば、究極の厄落としだったかと。そんな時の事を思い出して、寒さにも奥さんにも負けず頑張り たい・・・。けど・・・。今や、毎日が荒行かと・・・。

『節分祭』は2月3日午後1時半から。読経の後御祈祷そして住職の有難い!?お話し。さらに豆まきに福を呼び込む福引と盛りだくさん。今年は丁度日曜日、どなたでもお気軽にお参りして頂きたい。

ちなみに、今年の厄歳は、男性25歳(平成元年生まれ)・42歳(昭和47年生まれ)・女性は19歳(平成7年生まれ)・33歳(昭和56年生まれ)・後は男女で61歳還暦(昭和28年生まれ)・70歳古希(昭和19年生まれ)・77歳喜寿(昭和12年生まれ)・米寿88歳(大正15年生まれ)。

その他各種厄除け御祈願受け付けています。問い合わせは、学成寺℡0857-22-3449、または住職携帯090-1019-0605 まで連絡下さい。

有難いお札!つくり

 1月13日(日) 出家! 家出?

2013年01月13日コメントをどうぞ

*上味野の清照寺さんで営まれた毎年恒例の『星祭り年頭祈願祭』に出座した。お経を読んだ後、御祈祷を6座(6回)行い祈願祭を無事終了した。今年は暖かく、本堂は参詣者が多いのでストーブがいらないくらいだった。

清照寺さんの本堂

*今朝の新聞に、『在家僧侶養成講座』という怪しい案内が載っていた。自宅にいながら僧侶の資格を持つ事が出来ます。出家や剃髪の必要もありません。終了後は、僧位も取得し僧衣を来て法事や葬儀もとり行えるようになり、地域社会への貢献や副収入の道も。などと書かれていた。

一応、我々日蓮宗の場合は、お坊さんになる為には、まず師匠につき度牒・得度(宗門に登録)し千葉県の清澄寺で1泊2日の度牒交付式に臨み、その後東京大崎の立正大学もしくは山梨県身延町の身延山大学にて僧階単位を取得するか、身延山大学にて特別講習を受けるかして、35日間の信行道場という修行道場に入る資格を取得し、無事終了すれば、日蓮宗のお坊さんとしての資格が頂ける。が、むしろこれからが大変で、何処かのお寺で実践の場での修行が重要となる。

ちなみに、私は、中学校1年の時に父を師匠として度牒・得度しその年の夏休みに頭を丸め清澄寺で度牒交付式に出て、その後身延山高校に入学し本山で小僧をしながら中身はともかく無事卒業。その後立正大学に入学し、東京杉並区にある妙法寺という大きなお寺で小僧をしながら通学し、これまた内容はともかく無事卒業。その年に身延山で信行道場をまたまた中身はともかく無事終了し、さらにその後、オプション修行である100日の日蓮宗大荒行を成満し御祈祷の仕方を伝授され、さらにさらに、東京や千葉を行ったり来たりしながら宗門の研修機関で一応研鑚を重ね、学成寺に戻って来て、平成10年師父の後を継がせて頂き、谷あり谷あり(山がない・・)波乱万丈な日々を送り今日に至っている。

新聞の『在家僧侶講座』を見ながら、なんだぁあ、最初からここで資格を取れば良かったがぁ~と・・・。

それぞれの宗派でそれなりの修行があって皆お坊さんになっているわけだが、今の葬式仏教にあけくれるそれこそ在家僧侶のような我々お坊さんの姿を見ていると、このような講座が出てきても仕方ないかなぁと・・・。

出家や剃髪の必要はありませんという講座の案内を見ながら、いったいお坊さんの資格ってなんなんだろうか、お坊さんって何をする人なのぉ~と反省。鏡を見ると剃髪せずに出家って云うか、家出みたいな私が写っていた・・・。毎日の生活のほうがよっぽど修行だ。

在家僧侶・・・