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2月 5日(日) マンダラ

2012年02月05日コメントをどうぞ

*昨日、檀家さん宅での法事の時、お仏壇に大きな御本尊が祀ってあった。先代住職が書いたんだなぁと思いながら見ていたが、なんかちょっと筆使いが違うなぁと思ってよく見ていたら、平成10年に家運隆昌を祈念して端行院日涵が書いたと記されてあった。端行院とは私のお坊さんの名前(戒名)だ。この御本尊を書いたのは私だった。先代住職の書いたのを元にしてあるので似てはいるが・・・。

そこで、「マンダラとは、集まるという意味があります。姿形・役割・考え方も違う人間が、輪を作り、その輪がさらに丸く輪をなして繋がっている。お互いの足らない所を補いあいながら、仲良く共存共栄、共存共生して集まっている姿。それがマンダラです。ですからマンダラは私達の理想の姿なんです」などなどとお話しをさせて頂いた。家庭内もマンダラでありたいと・・・。

立派な!マンダラ御本尊

2月 4日(土) 無事帰る

2012年02月04日コメントをどうぞ

*本日2回目の更新!青空の広がる神戸にいると、しばし鳥取の雪をすっかり忘れていたが・・・帰って来ると雪国の現実が待っていた。

鳥取道を降りて、雪でわだちになった道を走行中にいきなり制御不能になり電柱に突っ込みかけた。寸前のところで電柱をすり抜け、胸をなでおろしたが、神戸から帰る時、「雪道気をつけて下さいね」と言われながら、「慣れてますから、大丈夫ですよ~」と言っていた事を思い出した。慣れほど怖いものは無いと反省。

電柱に突っ込まなくて本当に良かった。年末にタイヤ交換した時、タイヤ屋さんが、「このスノータイヤ、6シーズン目ですから、替えられた方が良いですよ~」と言われ、「まだ大丈夫ですよ~」とのんきに言っていた事も思い出した。過信も禁物だ。気を付けたい。

*法事の後席で、故人の兄弟の方が、「一番下の私が、兄妹みんなを見送りましたわ~。だから私は兄弟の誰にも見送ってもらえんちゅ~事ですわ~」と言われていたら、故人の息子さんが、「だけど、あの世でみんなにむかえてもらえますよ」と。なるほど~と思っていると、「おしょ~にんさん。あの世に行ったらみんなに会えるでしょうかな~」と。「会えると思いますけど、私もまだあの世に行った事がないので~」と・・・。故人の思い出話に花が咲き賑やかな供養となった。大祥忌(3回忌)をむかえられた故人も喜んでおられた事だろう。

その後、お墓参りに行ったが、都会の霊園は広かった。ひとりで行ったら、おそらく迷子になるだろう。家庭内でも時々迷子に・・・。

霊園

 

 

2月 4日(土) 神戸

2012年02月04日コメントをどうぞ

神戸市での法事を終え、垂水から第二神明へ 乗るところ。これから雪国へ帰る。

2月 3日(金) 節分祭

2012年02月03日2件のコメント

*今朝は約10センチの積雪。午前中に境内の雪かきを終え、ようやく冬型が納まり久しぶりに青空がのぞく中、『節分祭』をお勤めした。久しぶりの青空が何より有難かった、この好天は住職の行いが良いのか、お参りの方の行いが良いのか・・・。もとろん両方という事で・・・。

例年通り、午後一時から、お経を読み御祈祷。そして豆まきから最後に福引を行い無事『節分祭』を終えた。福引の時に、「1等と2等はお供えの大きなお餅、2等と3等は御神酒、あとはささやかな日用品です。が、テイッシュペーパが当たり、なんだぁ~テッシュペーパーかぁと思ったとたんに福は逃げていきます。テッシュペーパーだけど有難いなぁ~と思ったら、それをきっかけにいくらでも福を呼び込めます。福引とはそういうものです」とお話しをさせて頂いた。

さらにお話の最後に、「節分過ぎて七ゆきの”ゆき”、降る雪ではなく、何処何処へ行くの”行き”です。一週間が一行ですから、七ゆきは七週間で49日。立春から、七行で49日経つと、丁度春のお彼岸になります。それで、”暑さ寒さも彼岸まで”となるんです」などと話をして、皆さんが、大きな福を呼び込まれる事を願い『節分祭』を終えた。(*^。^*)

明日は、『立春』暦の上では春、まだまだ寒いけど、「冬は必ず 春となる」。寒さに負けず頑張りたい。

見事な青空

 

御祈祷

 

加持祈祷

 

豆まき!

2月 2日(木) 大雪

2012年02月02日コメントをどうぞ

*凄い雪だぁ。境内は60センチオーバー!でも新潟などの事を思うとまだましか・・・。除雪機が神々しい”神様・仏様・除雪機様”

という事で、ほぼ一日をついやし明日の『節分祭』に備えて雪かきをした。除雪機も結構力がいるもので、昨日のスキーの筋肉痛と重なり体はガタガタ・・・。でも去年の今頃はギックリ腰で歩行困難だった事を思うと筋肉痛などなんてことない。「なんで筋肉痛になられたんですかね~」といわれる方が、なんてことある・・・。結局、二日続けて一日じゅうスキーウエアーを着ていた・・・。

除雪作業

 

凄い雪

*今日は娘の20うん回目の誕生日という事で、『ボンヌ・ノノ』さん特製の美味しいケーキを食べた。「なんぼになっただぁ~。大きくなってェ~」というと「お父さんも大きくなっとるが~、歳だけは~」と。余計なお世話だ・・・。

まあ元気がとりえだが、この元気が何物にもかえがたい。有難い事だ。とい事に・・・。

 

元気がとりえ・・・

*大寒の日から、毎晩お勤めしてきた『寒行』(本堂でお経を読み、厄歳の祈願をする)も今日の夜で終わり。明日は節分で寒が明け、4日は『立春』。春が待ち遠しい。

 

2月 1日(水) 2月は逃げる

2012年02月01日コメントをどうぞ

*朝、お会いした檀家さんが、「おしょ~にんさん。2月は逃げるっていいますけ~な~。あっというまですよ」と。2月が始まったばかりだが、確かにその通りだ。心したい。

*節分のお札作りもひと段落していたので、友人に誘われ午後から若桜氷ノ山(ひょうのせん)スキー場へ行った。おりしも県立八頭高校の生徒さん達が約280人ほどスキー研修で来ていた。本来だったら講師を勤めているはずだったが・・・。

コンデションは最高だった。ゲレンデの・・・。スキーとボードを堪能して無事帰って来たが、さすがにくたびれ、足痛かった。だがしかし、家では、疲れたとか足が痛いなど、けしてそんな事は言えるはずもなく・・・。筋肉痛と奥さんは気を付けたい・・・。

1月31日(火) ロウバイ

2012年01月31日1件のコメント

*雪にばかり気を取られていたが、ふと見ると境内に蠟梅(ろうばい)の花が咲いている事に気がついた。

調べてみたら蠟梅(ろうばい)は、ロウバイ科ロウバイ属の1月から2月にかけて黄色い花をつける落葉広葉低木で、香りが強い。唐の国から来た事もあり唐梅とも呼ばれ、花弁ロウのような色であり、臘月(今の時期)に咲く事からこの名がついた。と書いてあった。

この時期のお葬儀の時、ロウバイの咲く頃に旅立たれたという事でお戒名に臘月院と授けさせて頂いた事がある。

その名の通りの綺麗な黄色いロウのような花からは良い香りが漂い、しばし雪との格闘を忘れさせてくれる。

デジカメで写真を撮っていたら、いきなり電池か無くなり・・・ちょっと慌てうろたえたが、蠟梅の花は、狼狽の色とはなんの関係もない・・・。

綺麗な蠟梅(ろうばい)の花

1月30日(月) 笑顔

2012年01月30日2件のコメント

*大阪女子国際マラソンで19位に終わった福士加代子選手の会見での笑顔は素敵だった。内心複雑だったかとは思うが、あの明るい笑顔は必ずや次に繋がると思った。まさに『笑顔にまさる化粧なし』。どんな時も笑顔の素敵な人間になりたい。が・・・。

そういえば、以前JRA(日本中央競馬会)に「エガオヲミセテ」という競走馬がいた。重賞レースを勝った時にエガオヲミセテくれたような気がした。が、馬房が火事になり馬肉ならぬ焼き肉になってしまった・・・。

*愚息が、『信行道場』というお坊さんになる為の資格を取得する35日間の修行に行く事になり、その申請書類等を提出する為、日蓮宗鳥取県宗務所のある琴浦町八橋の法輪寺さんへ行った。琴浦町は雪が少なく、「鳥取の雪を持ってくりゃ~良かったです」と言ってみたが、「けっこうですゥ~」と・・・。私がこの『信行道場』からやり直した方がいいという話もあるが・・・。おそらく入場考査で落ちるだろう・・・。

まあとにかく、無事に笑顔で修行を終えてくれれば良いが・・・。

道中、青谷羽合道路は吹雪で視界が悪かった。我が家の視界と一緒だ・・・。

視界の悪い、青谷羽合道路

1月29日(日) 花

2012年01月29日コメントをどうぞ

*33回忌の法事をお勤めした。昭和55年に先代住職が授けたお戒名は春薹院(しゅんとういん・春のつぼみ)。法要後、「先代住職が、春の薹(つぼみ)がやがて大きく花開いて行く事を願って授けたお戒名だと思います。今日の皆さんの賑やかで元気な姿は、33年の歳月を経て、素晴らしい大きな花が咲いた姿だと思います。お母様も喜んで皆さんと一緒に手を合わせておられると思います」などとお話しさせて頂いた。三人姉妹の一番下の娘さんがまだ幼稚園に行く前の旅立ちだった。感慨深い思いがした。

*こころ舞さんが、2月11日から18日まで、鳥取ガスグループショールーム サルーテ で開かれる『花のポストカード&つぶやきフラワーアート展』のチラシを持って来られた。いつも前向きな活動は凄いなぁと感心する。ここでにも大きな花が咲いている。

チラシ

私も花を咲かせたい。そしてこのセリフを、「この花は私です やっと綺麗にさいたのです」♪・・・。この歌が出たのは1973年だった・・・。

1月28日(土) 喉が・・・

2012年01月28日コメントをどうぞ

*今日から仕事復帰!法事をお勤めした。17回忌の法事だったが、17年前も境内には雪があり、雪の中でのお葬儀だった事など思い出した。お寺での法事前に檀家さんの家へ伺いお仏壇の前でお経を呼んでいたら声が段々かすれてきて・・・ガラガラ声になり・・・声が出なくなった。こりゃ~ヤバイと思ったが、お寺に帰りのど飴をなめていたら声が戻った。人間と一緒で単純な喉だぁ~と思いながら、お坊さんは声が出なかったら仕事にならん事が判明・・・あらためて声の出る有難さを実感する事に。

法事の後席では、元に戻った喉で話が弾み。賑やかな供養となった。

なにはともあれ、元気が一番だ。体も心も。喉も・・・。

久しぶりの衣すがた