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10月22日(月) 渋は・・・

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*昨日蓮教寺の檀家さんが見事な西条柿を届けて下さった。ドライアイスで渋抜中なので22日に袋を開けて下さいとの事だった。頂くのが楽しみだ。柿が大好物の母がなにより喜んでいたが、いつも調子にのって食べ過ぎて・・・。

柿の渋はドライアイスで抜けるが、人間の渋は・・・。シブい大人の男にはなりたいが・・・。

渋抜き中の西条柿

*今、東京へ向かう新幹線車中。富士山が綺麗!

10月21日(日) 気も重く・・・

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*爽やかな秋晴れの日となった。

爽やかな秋晴れの境内と爽やかな!?

大阪からお墓参りに来られた方に、「お母さんはお元気ですかぁ、おいくつになられましたかね~」と尋ねると、「なんぼになったかわかっとてんって聞いた ら、60くらいかなぁっていうんですよ。92なんよってゆうたら、そんなに大きくなったんやな~って。娘や息子が60やのに~」と笑っておられ た。鳥取に住んでおられた頃に、月命日にリュックを背負ってご夫婦でお墓参りに来ておられた時の姿が思い浮かんだ。

*夕方、ジャスコ南店でファイナンシャルプランナーのお店を開業した知人を訪ねた。退職後の年金生活などの話をしていると気が重くなった・・・。帰る時、婦人服売り場をのぞいていた奥さんが、「サイズがMしかないわ~、Lでないと」と言っていたので、「サイズはLだし、態度はスリーLだし~」と言ったら、空気も重くなった・・・。

 

10月20日(土) 介護実習・・・

2012年10月20日コメントをどうぞ

*夕べ、仕事が休みで帰省した娘とシダックスへ行った。毎回、曲名と点数さらに順位を、それ用に作った用紙に書き残して楽しんでいるが歌いも歌ったり一人36曲づつ。点数では娘に置いて行かれぱなし・・・だがしかし、「歌の上手さはなぁ~数字では表せんだけ~と・・・。人生も数字では表せない(*^_^*)

軽い認知症になられた奥さんをカラオケに連れて行ったら、とても調子が良くなられたという話をしていたら、娘曰く、「おと~さんの将来に向けての、介護実習だぁ」と・・・。望むところだ(*^。^*)

曲名・点数・順位・・・

10月18日(金) 厳しい現実が

2012年10月19日コメントをどうぞ

*奥さんがハローワークに用事があると言うので、仕事が休みで帰省していた娘と一緒に行ってみた。「おと~さん、仕事探してみんさい」と娘にいわれ、パソコンで検索してみたら、年齢がネック!?となり、月収は10万円台がほとんどだった。、娘が、「現実は厳しいでしょ~がぁ。年齢でこれだけぇなぁ~。これに性格が分かったら完全にアウトだでぇ~」と。余計なお世話だが、確かに厳しい現実だ。

「明日から仕事をまじめにしよ~」と言っていると、「なにィ~、今まで真面目じゃなかっただかぁ~」と。家庭内の立場も厳しいものが・・・。

求人情報の前で・・・

10月18日(木) 笑うに笑えない現実

2012年10月18日2件のコメント

*農業を営まれる方のお家にお邪魔したら、「うちげはそんな事は無いですけどなぁ~、最近は若いもんが仕事の帰りにスーパーから大根を買ってくるですだで。家で作っとりますのに」。と言われるので、「漁師をされとる家でも、同じ事を言われますよ。スーパーから買ってきたプラスチックの容器のままお刺身が食卓に出てたんで、せめてお皿に盛りんさいなって言ったら、お皿の上に容器のままバシャっとかぶせて盛ったみたいですわ~。って言われていた方がありましたよ」というと、大笑い。だがしかし、笑うに笑えない現実だ・・・。

我が家には畑もなしい、魚も獲ってなくてよかった・・・。

10月17日(水) 海のきげん

2012年10月17日コメントをどうぞ

*漁港のある賀露町の檀家さんへ月回向(月命日のお経)へ伺う道中、道路沿いの河口の方へ大型の漁船が入って来ているのが見えたので、車を止めて写メで撮りながらしばし船を見ていた。

おそらくカニなどと獲りに行く漁船で100トンクラスだと思う。しかし、なんで鉄の塊が海に浮くのか不思議だ・・・。

帰ってから、インターネットで「浮力」を調べてみたが、「海に船が浮いたり、プールに入ると体が軽く感じたり、池に投げた石がゆっくり沈んでいくのは、水中には浮き上がらせようとする力があるからです。この力浮力と言います」。このへんまでは分かったが、さらに難しい公式やアルキメデスの原理とか出てきて、サッパリわからず・・・。

私も家庭内で、別の意味で”浮いている”時があるが、この時の浮力は・・・。

*お経に伺った檀家さんも以前は大型船を持っておられ漁に出ておられた。お経のあとお茶を頂きながら、海の男の御主人とそれを支えて来られた奥さんの微笑ましい姿を前に、吉田拓郎の曲『都万の秋』が思い浮かんだ。

♪イカ釣り船が帰ると ちいさなおかみさんたちが エプロン姿で 防波堤をかけてくるよ♪

♪おかみさんは待っている 亭主の自慢話をね 黙ってイカを洗う亭主に 合槌うってね♪

♪海のきげんをとってきた 都万のおかみさんたち ひと荒れすりゃあ ひと年も老けてきた♪

吉田拓郎さんと組んで沢山の名曲を残している作詞者の岡本おさみさんは米子市の出身。そんな岡本さんが、隠岐の島の都万を舞台に書いたなんとも心温まる歌だ。

私は、海のきげんではなく、奥さんのきげんが気になる・・・。

10月16日(水) 夕陽を追いかけて

2012年10月16日コメントをどうぞ

*『お会式』ウイークが終わると、いよいよ秋が深まって来る。

夕陽が綺麗だった。学成寺の二階から大山もかすかに見えていた。綺麗な夕陽を見ると、いつもチューリップの名曲『夕陽を追いかけて』を思い出す。

学成寺の二階から 夕陽を追いかけて~

♪いつからだろう ~ 父は小言の~ たった一つもやめてしまっていた~ いつからだろう ~母が唇に~ さす紅を~やめてしまったのは~♪

♪沈む夕陽は~ 止められないけど~ それでも僕は~ 追いかけて行く~ 沈む夕陽を~追いかけて~ 死ぬまで僕は追いかけて行く~♪

心に沁み入る深い歌だ。夕陽を追いかけて、追いつく日は来るのだろうか、追いつきたどり着く先は西方極楽浄土か・・・。

そう言えば、最近娘や息子への小言がへり・・・、奥さんのさす紅など見た事がない・・・。

10月15日(月) 見逃したラストシーン

2012年10月15日コメントをどうぞ

*昨日の夕方、たまたまテレビを付けたら、チャンネルnecoの特集で『刑事物語』が連続で放送されていて思わず見いってしまった。ラストシーンで吉田拓郎の『唇をかみしめて』が流れはじめると感動は最高潮を迎える。はずだったが、曲が流れようとしたその時、玄関に来客が・・・。

今度こそはと、続けて放送された『刑事物語 りんごの詩』を見ていて、いよいよ感動のラストシーン♪ええかげんなやつじゃけ~ ほっといてくれ~えんさい~♪『唇をかみしめて』が流れ始めたその時、今度は部屋のふすまがガラっと開いて奥さんが入って来て、「これから、おばあちゃんがお風呂にはいられますからぁ~」と・・・。またしても・・・絶妙のタイミングで。もうすこし、”ほっといてくれ~えんさい~” と・・・思った。

前にも『刑事物語』の事は、このブログに書いたけど、ちょっとコテコテだけどやっぱりこんな人情ドラマはいいなぁと思った。人間が優しくなれる。私は火曜サスペンスドラマが大嫌いだぁ。

感動のラストシーン ♪ええかげんなやつじゃけん~♪

*今日は、町内の長栄寺さんの『お会式』法要に出仕し。これで11日から続いた『お会式』ウイークが終了した。

法要後、今年の春インドに行かれた長栄寺さんから、お釈迦様が悟りを開かれた場所の菩提樹の葉っぱと、お釈迦様が教えを説かれていた霊鷲山(りょうじゅせん)の石を見せてもらった。なんか、すごいパワーを感じ感動した。デジカメで写した後、懐に入れようかと・・・(*^_^*)

菩提樹の葉と霊鷲山の石

インドには行ってみたいが、飛行機と食べ物それに飲料水、さらにトイレ事情の事を考えると、とても勇気がない・・・。

法要前

 

長栄寺さんの庭にて

10月14日(日) 質素な衣

2012年10月14日コメントをどうぞ

*学成寺の『お会式法要』をお勤めした。

お会式法要は質素な袈裟衣をまといお勤めする。「この袈裟って、”ビルマの竪琴”の水島上等兵みたいでしょ~。ビルマのかけごとじゃないですよ~」と余計な事を言いながら衣を着用した・・・。

ビルマの竪琴・・・

出座するお坊さんは、31年前の日蓮聖人700遠忌(年忌)の時に全国5000ヶ寺の日蓮宗寺院に配布されたおそろいの衣を着用してお勤めするが、これは墨染めの衣といって日蓮聖人が着ておられた質素な衣を再現したものだ。

おそろの衣

法要後、「700遠忌の年の春、私は学校を卒業しお坊さんの資格を得る為の”信行道場”に入場しお坊さんとなりました。以来31年。歳がバレますよね」てな話から、日蓮聖人の一代記などをお話しし『お会式法要』を無事終えた。

日蓮聖人は比叡山で8万4千と言われるすべての経典を読まれ、それがすべて頭の中に入っていて、生涯それをひもときながら教えを説かれたわけで、スーパーコンピューターのようなすごい人だったという事だ。

そんな日蓮聖人の事を、壊れた蛍光灯(つくのに時間がかかり、ついても様子がおかしい)のような私が語るのは、おこがましい事だ・・・と思いながら『お会式』を終えた・・・。

10月13日(土) 御命日

2012年10月13日コメントをどうぞ

*晩年の9年間を山梨県の身延山ですごされた日蓮聖人は、9月の下旬に千葉県にある御両親のお墓参りと、自ら”やせやまい”と言われた胃腸の病気を癒す為、常陸の湯(今の茨城県)での湯治を目的に山を降りられ、約10日間をかけて多摩川を渡り池上宗中公の屋敷(今の東京都大田区池上)に到着される。

そしてその地で、「九ヶ年が間、心安く法華経を読みし山なれば、墓をば身延の山に建てさせたまえ、日蓮が魂は未来歳までもこの山に住むべくそうろう。日蓮の教えを請う者は、この山を元として参るべし」という遺言を残され、731年前の今朝8時ごろご臨終をむかえられた。おん歳61歳の波乱万丈の一生だった。

という事で、今日は日蓮聖人の御真骨を安置される馬場町の芳心寺さんの『お会式』法要に出仕した。

法要後、衣をたたみながら、長老のK龍院さんが大きな声で、「どっこいしょ~ォ」と言われた後で、「やっぱり歳には勝てませんな~」と。つかさず私が、「ほんと歳と、奥さんには勝てませんよね~」と・・・。いったい、何には勝てるんだろう・・・。

芳心寺さんの『お会式』法要