*行徳のある常忍寺さんで営まれた『水行祈願祭』に出席し今年も司会を勤めさせた頂いた。誰の行いが良かったのか、昨日までの寒波が治まり久しぶりの青空が広がった・・・。
常忍寺さんは日蓮宗の荒行にゆかりの深い常修院日常上人というお坊さんの開祖(お寺が出来るきっかけを作ったお坊さん)の寺。そこで日常上人報恩(恩に報じる)の為、御命日である今日2月20日に、その年の荒行を終えられた行僧(行を無事終えたお坊さん)を数人招き、営まれる祈願祭で、今年で82回目になる。おそらく私も20数回は出席させている。たぶん・・・。
お勤めの前に境内の水行場で水行しを清めた行僧さんの力強い読経の後、御祈祷が行われ、最後に豆まきも行われ、本堂一杯の参詣者の方々は、それぞれの思いを込め手を合わされていた。
司会では、余分な事は喋らまいと思っていたが・・・、結局、「行僧さん方は、100日間普段の”あたりまえ”とは無縁の日々を送って来られました。私達の身の回りには、沢山の良い事や幸せがあります。なのに、私達の心の中にある”あたりまえ”という気持ちが、それをみんな覆い隠してしまっているんです。今日はそんな”あたりまえ”を取り払ってみましょう~。身の回りの沢山の小さな幸せに気付くはずです・・・」などと話をさせて頂いた。が、家に帰ると、また言ってる事とやっている事が違いますと言われそうな・・・。