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10月 7日(金) ♪ベイビ~ ベイビ~♪ 

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玉造での研修会の帰り、先日某所でDVDをちょこっと見た映画『ローズ』のサウンドトラック盤を聞きながら帰って来た。

この映画は、酒にドラッグさらに男に溺れボロボロになり孤独になり孤立し、若干27歳で孤高の死を遂げた伝説のロックシンガー「ジャニス・ジョプリン」の生涯を綴った映画で、歌手ベッド・ミドラーがジャニス・ジョプリン役を見事に演じた映画。

主題曲『ローズ』が有名で沢山の歌手がカバーしているが、私はラストシーンで絶叫される「ステイ・ウイズ・ミー」の方が、歌詞がこの映画の為に書かれたような詩でとても象に残っている。

♪お願いだからそばにいて 一人にしないで 私から離れないで 行かないでベイビ~ベイビ~ 捨てないでベイビ~ 一人では生きていけないわ♪

ラストシーンでは、この歌を絶叫し、歌い終えた後ステージで倒れ・・・、なんとも言えぬ余韻を残して映画は幕を閉じる。

1979年の映画なので、なんと32年も前の映画になってしまった。CDを聞きながらタイムスリップし、当時映画を見た学生時代の事も懐かしく思い出した。「人間は、一人では生きていけないよ。孤立してはいけないよ」と、ドロドロの人間関係を綴ったこの映画が教えてくれているようでもあった。

CDと一緒に絶叫し・・・眠気を吹き飛ばしながらハンドルを握り無事帰途に就いた。家庭内でも孤立しないよう気を付けたい・・・。

CD

帰り道、北条の道の駅から見た夕陽がとても綺麗だった。

夕陽!

10月 6日(木) 大往生

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スポーツ新聞の一面の大見出しに、大きな”大往生”の文字があった。いったい誰がと思ってみてみると、大往生したのはなんと競走馬のシンボリルドルフ。現役時代は”皇帝”の愛称で16戦13勝の成績を残し、「競馬に絶対はある」と圧倒的な強さを見せつけた名馬だった。どういうわけか、私は東京競馬場で実物を見た事がある。返し馬(レース前の準備運動)で走り始めた時、隣のおじさんが、「お~、ちょっと首が高い馬だけど、走り出すと首がスゥ~と下がって凄いな~」と言っているのを聞き、凄いなぁ~と思ったが、いったい何がどう凄いのかさっぱりわからなかった事を覆いだした。

30歳での大往生だが、人間に換算すると100歳に近い高齢との事。しかし、「競馬に絶対はある」と言わしめたこの馬は凄い競走馬だった。シンボリルドルフには「絶対があった」かもしれないが「人生に絶対はない」・・・。大往生にはあやかりたいが。

大往生

今日は、玉造温泉の白石屋さんで行われた「第23回島根県修法研修会」に参加した。島根県の研修会なんだけど、鳥取・広島・山口からも参加者が集り総勢40名。日蓮宗の荒行経験者の集まりで個性豊なお坊さんばかりなので会場には異様な雰囲気が・・・。もちろん私もその中の一員。

身延山大学の前学長さんが来られ、約2時間半の勉強会だったが、話が難しく、現実に如何に結びつけるかが課題だと思いながら講義に耳を傾けた。が、睡魔が襲い時々記憶が薄れ・・・。

講義中に証拠写真・・・

10月 5日(水) なぜだろう

2011年10月05日2件のコメント

今朝の読売新聞17面の、『こどもの詩』は面白かった。

題名は、『なぜだろう』 「お外の30度は 暑いけれど おふろの30度は つめたい なぜだろう」

暑いの反対は寒い。熱いの反対は冷たい。暑いは30度、熱いは40度からかなあ、10度くらいは違う。とコメントしてあったが、これはなんか面白いなぁと思った。

同じ事でも、視野を変えると見方感じ方が全く違ってくるという事だ。我が家の家庭の温度は何十℃・・・!?これは暑いのか冷たいのか・・・。今日の気温は18度。これはちょっと寒かった。

子供の詩

10月 4日(火) シーサー

2011年10月04日コメントをどうぞ

先週末帰って来た娘が、「沖縄の友達からもらったけ~、仕方ないけ~あげるわ~」と、たいへん有難いものをもらった。なんとシーサーのタイガースバージョンだ。

そもそも、シーサーは、 悪霊を追い払う魔除けで、元々は単体で設置されていたが、狛犬の影響を受けて一対で置かれるようになったそうだ。雄雌の区別があり、各々役割があるとも言われるが、それは、近年になって創作された俗説らしい。

いずれにしても、学成寺の玄関にタイガース・シーサーが鎮座するというのは、誠に心強い。奥さんに対しても存分に効果を発揮してもらいたい・・・。

魔除けのシーサー

 

 

 

10月 3日(月) レイト・サマ~ 

2011年10月03日7件のコメント

昨日、妙行寺さんの『法燈継承式』を終えた後、米子へ向かい、毎年学成寺の『花まつりライブ』で楽しい演奏を披露してくれる「プカプカバンド」さんの『レイト・サマー・ライブ』(於、旧米子ベリエ)を観に行った。

おなじみの名曲『プカプカ』♪おれのあんこは~ タバコがすきで~ いつも プカプカプカ~♪で始まり、辺見まりの『経験』ついには演歌の『宗衛門町ブルース』まで幅広いジャンルをこなすプカプカバンドの演奏は楽しかった。「来年は”港町ブルース”をやります~」と。盛り上がっていた。そして一部メンバーが変わりドラムの加わったマスチャンズは1970年代のウイッシュボーン・アッシュやゲイリームーアのナンバーを大迫力で演奏!ライブハウスなので音響はばっちり、演奏もバッチリ大盛り上がりだったが、約一名プカプカバンドの某Tさんは今回も飲み過ぎて・・・。

やはり音楽に関わっている人は若い!素晴らしい!。ほんとに楽しく幸せなひと時だった。余韻に浸りながら帰途に就いた。

途中、赤崎町の「香味徳」で牛骨ラーメンを

 

 

♪やめて~ェ~♪

怪しい3人組

 

盛り上がるマスチャンズ!

 

やっぱり怪しい・・・

今日の午前中、一日から行われている「赤い羽根共同募金」に鳥取市仏教会として参加し、駅前に立った。2時間ほど立っていたが腰が痛くなり、「そろそろ、やめましょうか~」と・・・。

募金をして下さったオバサンが、「赤い羽根をね~、すぐ落としちゃうんで二枚下さいね~」と。オバサン恐るべし・・・。

赤い羽根募金

 

 

 

 

 

 

10月 2日(日) 大袈裟に・・

2011年10月02日2件のコメント

気高町坂本にある妙行寺さんで、新住職を向かえる『法燈伝承式』(入寺式とも言う)が厳かに営まれ出席した。この式は数十年に一度あるかないかの大変お目出度い式だ。新住職さんの緊張された顔が、年齢は別にして・・・初々しかった。

式の『会行事』と云う役(プロデューサのような役)を勤めながら、平成10年に営まれた私の入寺式の時の事を思い出した。私もまだその頃は初々しかったはずだ・・・。

その時の式の最後に私が述べさせて頂いた謝辞を思い出した。「本来、袈裟と言うものは、頂いた布を縫い合わせて作られた大変質素なものでした。ところが、段々と坊さんが金襴のきらびやかな袈裟をつけるようになり、その姿を称して”大袈裟な”と言われるようになりました。大袈裟の語源はこの袈裟です。今日着用させて頂いているこの袈裟が”大袈裟”になる事のないよう心して精進してまいる所存でございます。どうぞ宜しくお願い致します」。自分で言うのも何だが、良い挨拶だった・・・!?。だがしかし、以来あっという間に14年。見事な”大袈裟”に・・・。初心に戻るよう努力したいと思った。が・・・。

新住職がお寺へ向かう行列

 

入寺式

10月 1日(土) 今日は~

2011年10月01日コメントをどうぞ

朝、車に乗りエンジンをかけると、ナビゲ~ションが女性の声で、「今日は~10月1日です」と教えってくれた。機械に教えてもらわなくても分かっているわ~と思ったが・・・。そ~いえば夕べ高知から帰った時も車のナビが、「お疲れさまでした~」と・・・。人間同士の会話は減る一方なのに、機械との会話(会話になっているわけではないが・・)は増える一方。機械から話しかけられて喜んでいてもどうしようも無いけど・・・。

しかし、車のナビを頼っていると、道を全然覚えていない・・・。人間の能力はドンドン退化する一方だ。

昨日はスマートフォンでの更新だったので写真がアップできず、本日高知での写真をのせる事にした。

高知市内にはいり、『はりまや橋』の側を通りながら、「♪ぼ~さん かんざし~ かうをみる~♪ だけ~かんざしを買わんといけんで~」と同乗のお寺さんと話をしていたが、「そんなの買ったら、うちでは武器になっちゃいますよ~」と。言ったのはもちろん私だ・・・。

赤いのが、はりまや橋

 

会場の要法寺さん到着

200人弱の坊さんで法要

読経中

 

法要後jは講義を聞く

 

 

 

 

 

9月30日(金) あの都さん!

2011年09月30日コメントをどうぞ

『全国修法師懇親会』という日蓮宗の荒行経験者の集まりが高知市であり参加した。

なんと200名弱の参加者で、さながら同窓会状態。何十年ぶりに小僧時代の同級生やらお世話になったお坊さんにあったが、変わらない方もいたが、中には変わり果てた!?方もあり・・・

私はどう見られたことだろ~。自分では変わってない都合だったが。「都さんですね~。あの都さんですよね」と・・・。「あの、~さんですよね~」という会話が、そこかしこで。この場合、「あの」は敬語という事に、しておこう。

9月29日(木) ♪足があるのに~♪

2011年09月29日コメントをどうぞ

夕べ鳥取市民会館で、演奏生活50周年を迎えたクラシック界の巨匠舘野泉さんと弟子の平原あゆみさんのジョイントコンサートを観に行った。舘野さんは02年脳梗塞の為右半身付随となられるが、左手のピアニストとして復帰され活躍されている方だ。

ピアノコンサート

舘野さんは右足を少し引きずって歩いておられたが、ピアノを弾き始められると、左手の指が10本あるのではないかと思うほどの素晴らしい演奏だった。感動した。だがしかし、クラシックのコンサートは、拍手する所が分からず・・・。

舘野さんの左手だけによる演奏を聞きながら、私は両手がちゃんとあるのに・・・と思っていると、吉田拓郎さんの『イメージの歌』の一節がうかんだ。♪空を飛ぶのは~ 鳥に~羽があるから~ ただそれだけのこと~ 足があるのに~ 歩かない俺には~ 羽も生えやしない~♪ やはりいろんな意味で、あるものはちゃんと使って、歩かなければいけないなぁ~と思った。

9月28日(水) やるべき事を・・

2011年09月28日2件のコメント

夏の間日よけとなり、食卓にも上がり続けたゴーヤがついに撤去となった。なごり惜しげに実がが成っていたが、葉っぱごと取り払われてしまった。ちょっと寂しげなゴーヤに季節の変わり目を感じた。

撤去されていくゴーヤ

新大関となった琴奨菊関が口上で「『万里一空』の境地を求めて日々に精進します」と語っていた。『万里一空』とは、宮本武蔵が長年の修行で到達した境地で、どんな時も動揺せず冷静である事が望ましいという心の持ちようを説いたもので、今では、やるべきことを見失わずに励む、頑張り続けるという意味で使われるらしい。動揺する事が多く、やるべき事の優先順位を間違えて右往左往を繰り返す私としては耳の痛い言葉だ・・・。度が過ぎて、ゴーヤのように撤去されないよう気を付けたい。

この言葉は、桑田真澄さんの座右の銘でもあるそうだ。ちなみに私の座右の銘は、『憂破破(うはは) 和波波(わはは)』 ”憂いを破り、和の波をひろげよう” だ。まさに憂い破り、やるべき事を励みたい。が・・・。

愛言葉